
日本美容内科学会理事長
リボーンクリニック大阪院院長
レコール・デュ・ヴァン渋谷校校長
青木晃 様
1961年東京都生まれ。1988年防衛医科大学校卒業。
代謝・内分泌内科医として糖尿病・肥満症の診療・研究に従事した後、2000年よりアンチエイジング医学に取り組み、2004年に日本初のアンチエイジングクリニックを開設。
2007年順天堂大学大学院加齢制御医学講座准教授、2023年より日本美容内科学会理事長。
抗加齢医学の第一人者として年間100回を超える講演・メディア出演を通じて啓発活動を行う。
レスベラトロール研究を契機にワインを学び、現在はレコール・デュ・ヴァン渋谷校校長、日本唯一のソムリエドクターとしても活躍。
1995年の地下鉄サリン事件では自衛隊医官として救命活動に従事し、新型コロナ禍でも科学的根拠に基づく感染対策の普及に尽力するなど、危機管理医療の分野でも活動している。
趣味はマラソン、トライアスロン。フルマラソンは32レース、全て完走(ベストは3時間29分)。
年齢64歳だが、生物学的年齢の検査では51歳である。
本日は栄誉あるプラチナエイジスト賞を賜りまして、誠にありがとうございます。
ご推薦いただいた武田先生、大変ありがとうございます。
選考委員の方々も本当に感謝しております。
同時に普段私を支えてくださる、同僚の先生や、先輩後輩の先生方、家族にも深く感謝いたします。
先日このようなことがありました。
区役所から郵便物が届きまして、封を開けましたら高齢者のしおりでした、
65歳以上になるともらえるということです。
私もこの10月に65歳になりますが、抗加齢医学を専門にしている医者として、ついに高齢者というカテゴリーに入ってしまうんだなと、若干ショックを受けました。
しかし、少し考えて。
暦の年齢というのはあまり意味がない。
医学的に暦の年齢というのが意味がなくなってきています。
生物学的年齢というものが、抗加齢医学・アンチエイジングの医学では、非常に注目を浴びています。
エピジェネティッククロックという、DNAが生きている間に、どのくらい刺激を受けて変わってくるかにより、自分の生物学的な年齢が分かります。
私は65歳になりますが、自分のエピジェネティッククロックの年齢は53歳なんです。
つまり、ひと回りぐらい若いということです。
エピジェネティッククロックで測った生物学的年齢をもとにして、その人が最適に100歳を迎えられるような医療を提供するというのが抗加齢医学です。
先ほど武田先生からもご紹介いただきましたが、私が携わっている美容内科というのは、体の内側の美です。
健康でなければ外側の美もあり得ない、それが美容内科の大きな目的になります。
第4回プラチナエイジスト受賞者の夏木マリさんの言葉ですが、
「年齢なんかはただの記号だ」
これはとてもシンプルに抗加齢医学の本質を言い得ている、素晴らしい言葉だと僕は思っています。
生物学的年齢がどう規定されるか、実は一番大切なのは生きがいなんです。
アンチエイジングの3本柱は、生きがいと栄養と運動です。
この3つの柱をしっかりと保ちながら生き続けるということ、今回のテーマに続くという字が入っておりますが、それを継続していくことで本当のアンチエイジング、あるいはプラチナエイジが作れると考えております。
これから先に重要なことはやはり生きがいを持って生きる、何でも挑戦をするということですね。
何か新しいことを学ぶ。
私も50歳でワインを学びだしました。
それから体を使う。
私は50歳からフルマラソンを走りだしました。
短期間の小さな目標、あるいは大きな目標を立てながらそれを実践・実行していく。
たとえできなくてもいいんです、目標に進んでいくと、自分のエピジェネティックな環境が良くなり、健康寿命を全うできるということが、医学でも証明されております。
これから先、プラチナエイジに入る方々はぜひ、この生きがいを持って、自分の体内年齢いわゆる生物学的年齢を測って、それをもとに自分の100歳の人生、100年時代というものを、健康に健やかに美しく生き続けていただければと思っております。
本日は誠にありがとうございました。
