久保千春 様

中村学園大学
学長

久保千春

昭和23年(1948年)3月9日 鹿児島にて生1973年九州大学医学部卒業後、心療内科入局。

1982年アメリカのオクラホマ医学研究所に2年間留学、1984年国立療養所南福岡病院内科医長、1993年九州大学医学部心療内科教授(15年間)、2008年4月九州大学病院長(6年間)。

2014年10月九州大学総長(6年間)。

2020年11月〜現在まで中村学園大学学長。専門は心身医学、アレルギー学。食事、睡眠、運動などの生活習慣やストレスが病気の発症・経過に及ぼす影響についての
基礎研究と気管支喘息、アトピー性皮膚炎、慢性疼痛、摂食障害などのストレス関連疾患の診療を行なってきた。

学会活動として日本心療内科学会理事長、日本心身医学会名誉理事長、2011〜2013年国際心身医学会会長、1995年〜アジア心身医学会会長、日本自律訓練学会理事長、日本ストレス学会理事、アレルギー学会功労会員や九州市民大学理事長・学長、教育と医学の会会長。趣味は囲碁(6段)

この度はこのような立派な賞を頂きまして、大変光栄に存じております。
また、ご推薦頂きました武田淳也様には厚く御礼申し上げます。

わたくしは紹介頂きましたが、専門は心身医学、心療内科で、体と心の結び付きをずっとやっておりました。

その入るきっかけは、わたくしは高校時代に慢性腎炎と言われまして。その頃、昭和39年だったと思いますが。そしてその頃まだ、人工透析が保険診療になっていなく、自費でやらないといけない、年間100万円掛かると。昭和39年くらいの当時、これは自分で何とかしないといけない、「金の切れ目が命の切れ目」という感じもしまして、それで医学の道に進んだわけであります。

その後、大学で臨床講義で過換気の18歳の女の人だったのですが、自分自身のストレスで過呼吸発作を起こし息苦しくなる、そういうのを臨床講義で診まして非常に興味を持ちました。患者さんは体と心と、社会経済的な面から診ることが必要だと思いまして、心身医学、心療内科に入った訳であります。

そして先ほどご紹介いただきましたように、心身医学の教授、それから色々な大学の管理運営をやって参りました。今後はわたくしもだいぶ色々助けて貰いましたので、今、昨年の10月から中村学園大学に移りまして、そこで色々な人たちに貢献したいというふうに思いまして、福岡市民大学や、あるいは福岡いのちの電話、そういう所の仕事をしております。

私の大事にしている言葉というのは、「今ここを大切に」「一期一会を大切に」、そういう事を大切にしております。

皆さんご存じでしょうか。

良寛さんが言われたのは、
「散る桜 残る桜も 散る桜」

あるいは、信頼しているお兄さんは、
「明日ありと 思う心の 仇桜 夜半に嵐の 吹かぬものかは」

それからもう一つ、相田みつをさんが言われてる言葉、
「永遠の過去の命を受け継いで 今自分の番を生きている それがあなたの命です それが私の命です」

こういう一期一会的な「今ここ」というのを大切にして、やっていきたいというふうに思います。

このプラチナエイジスト賞を頂きまして、これをさらに皆さま方に何らかの形で還元できればと思っています。

今日はこのような受賞を頂きまして、本当にありがとうございました。

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