
アパホテル株式会社取締役社長
元谷芙美子 様
福井県福井市生まれ。県立藤島高等学校卒業後、福井信用金庫に入社。
22歳で結婚し、翌1971年、夫の元谷外志雄が興した信金開発株式会社(現アパ株式会社)の取締役に就任する。
1994年4月にアパホテル株式会社の取締役社長に就任。会員制やインターネット予約システムをいち早く導入し、全国規模のホテルチェーンへと成長させる。
2006年早稲田大学大学院公共経営研究科修士号を取得し、2011年には同博士課程を終了。
現在、アパホテル株式会社取締役社長をはじめ、アパグループ11社の取締役、東京国際大学客員教授、日韓文化協会顧問を務める。アパホテルネットワークとして全国最大の656ホテル101,402室(建築・設計中、海外、FC、パートナーホテルを含む※6月17日現在)を展開。
年間宿泊数は約2,613万名(2019年11月期末実績)に上る。
書籍
・「私が社長です。」(IN通信社)
・「元谷芙美子の幸せ開運術(IN通信社)
・「強運 ピンチをチャンスに変える実践法」(SBクリエイティブ)
皆様、こんにちは。
ただいまご紹介いただいたエメラルドの菅原様には、次男が大変お世話になっております。
この賞をいただけたのは、菅原社長のご配慮があったのではないかと思っております。
菅原社長のお言葉に、私は大変感動いたしました。
次男が企業の講師として菅原社長をお招きした際、菅原社長がおっしゃった言葉があります。
「何気なく過ごしている今日は、昨日苦労して戦い、亡くなった方が死ぬほど生きたかった、その未来が今日なのですよ」というお言葉でした。
その言葉に、私は涙ぐんでしまいました。
何げない普通の、思ってもいない幸せが日々続いていることへの感謝を、私は忘れていたのだと改めて気づきました。
それ以来、菅原社長様の言葉を忘れたことはございません。
今回、このコロナ感染という国難ともいえる出来事に遭遇いたしました。
本来であれば、オリンピックが開催され、観光業界にとって素晴らしい年になるはずでした。
しかし人生というのは本当に、予期しない困難があるものです。
私たち起業家は、このようなことが起こってはいけない、起こるべきではないと考えます。
しかし、このような困難の中で、むしろ起業家として頑張るチャンスをいただけたのではないかと考えております。
簡単なことではございませんが、皆様と共にこの苦難を乗り越え、これをチャンスに変えていきたいという思いで、元気を奮い起こしてまいりました。
政府からのご打診を4月2日にいただきました。
何よりも、この国難に対してお役に立ちたい、感染者を、特に死亡者を出してはいけないというトップのご心情に沿いたいという一念で、何も迷わずにお受けいたしました。
先日の読売新聞で、総理大臣が自ら、アパホテルの私に最初にお願いしたということが、一面の記事に掲載されました。
主人からも、このことは絶対に口外してはいけないと口止めされており、恐れ多くもそのようなことを言うべきではないと思っていたのです。
その記事を拝見した時は、もったいなくて涙が出るほど感動いたしました。
業界の社長としてならせていただいたからには、リーディングカンパニーとしての責任を感じ、代表をお支えしたいと思います。
女性経営者として、皆様に対して優しい印象を持たれるかもしれませんが、本当の中身は凛々しく誇り高いものでございます。
表面に騙されてはいけません。そのようにご理解いただけるよう、活発に、元気に頑張っていきたいと思っています。
女性経営者ということで選んでいただきましたが、最も大切なことは別にあると考えております。
アパホテルには6000人の社員がおりますので、私でなくても優秀な後継者は多数います。
それは間違いありません。
創業者の一族として、温情のもとに25年間も社長をさせていただいていることに、心から感謝しております。
私が最も誇りに思っていることは、女性として良い家庭を築き、夫をお支えし、可愛らしいお嫁さんを娘以上に大切にし、現在5人の孫に囲まれ、彼らの将来を託して愛情深く育てていくことができていることです。
良い家庭を持つことが、女性としての私の最大の誇りであると考えております。
皆様も様々な困難があるかと思いますが、これからも共に頑張っていきたいと思います。
本日は、本当にありがとうございました。
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