山田順子 様

時代考証家

山田順子

1953年広島県生まれ。専修大学文学部人文学科卒業。CMディレクター、放送作家を経て時代考証家となる。
1982年から『クイズ面白ゼミナール』(NHK)の歴史クイズの出題・構成を担当して以来、多くの番組の時代考証と構成を担当。
ドラマの代表作としては『JIN-仁-』『天皇の料理番』『この世界の片隅に』『一休さん』『サムライ先生』『琥珀の夢』などがある。また、漫画、アニメ、CM、イベントなどジャンルを問わず担当し、テレビやラジオの出演も多く、NHKラジオ『すっぴん』では2年間に亘り江戸の暮らしについて解説をする。
著作は『幕末のお江戸を時代考証!』『江戸グルメ誕生』『絵解き「江戸名所百人美女」』『海賊がつくった日本史』『時代考証家のきもの指南』『せとうち津々浦々』『吉原噺~蔦屋重三郎が生きた世界』など多数。
2025年大河ドラマ『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~』の吉原風俗考証を担当する。

時代考証家の山田順子と申します 。
時代考証家とはお話ありましたように非常に珍しいお仕事でございまして、それでご飯が食べられるというのは多分日本で私だけ 。
そして女性というのも私だけ、唯一無二の存在でございます 。
ちょうど今年は、大河ドラマ「べらぼう」の吉原風俗考証というのを担当していて、NHKが吉原をやるのかと最初に新聞記者さんとか皆様からあたしに質問が来るんですよ 。
あたしが決めたんじゃないんですよ 。
蔦屋重三郎という主人公を決めたら必然的に吉原がついてきちゃった、それで私が呼ばれた 。

私も実は時代考証という仕事をやるきっかけは大河ドラマで、大河ドラマの1回目から全部見てます 。
はっきり言ってオタクでございます 。
15歳の時に将来は大河ドラマの時代考証つくる人になりたい心に決めまして、大学を出る時に教授に「あの…やりたいんですが」と言ったら「うーーーーーん、君の頭が白くなったらなれるかもね」。
とりあえずテレビの仕事をしようかとバラエティー番組ばかりやっておりまして、『なるほど!ザ・ワールド』『クイズ面白ゼミナール』、歳の差というのは後ほど出てらっしゃる山田順子さんと8年も一緒にやりまして 。
そんなことをやってたらやっぱり50歳が過ぎて頭が白くなったら不思議なもので、時代考証の仕事が来るようになったんです 。

その中の代表作がTBSの日曜劇場の『JIN-仁-』だったんです 。これがおかげさまで大ヒット 。
おかげで一辺に私が時代考証をやっているということが世間に知れ渡りまして、その後色々『天皇の料理番』『この世界の片隅に』どんどん仕事を来るようになって 。
不思議なことに学者ではないもんですから、代理店さんが来やすいのかCMも結構やりまして、『丸亀製麺』、アニメもやりまして、漫画も10本近くやりまして、おかげで食べられたり、ドラマだけじゃ食べれない 。
今年はそういうことで私が苦節ではございません、ルンルン ランランとバブルの時代のテレビをやりきった上で、57年にして決めたことがやっとやれるようになりました。
自分で自分を褒めております 。

とは言ってもいつも忙しいわけじゃないんです 。
60代前半は長野県の上田というところで2000坪の耕廃地にそば畑を作りましてそばを作っていた 。
今のお米問題と一緒です。
本当に安いんです。全然儲からない。
農業は儲からないということを学習しまして10年でやめました 。
今は瀬戸内海の島を全部巡っております 。
100近く巡りましたが、瀬戸内海には島がたくさんございまして、人口が10人以下という島が増えてきまして、ぽつんと一人という島も出てきそうで、定期船が行きませんもんで結局皆様本土に引き上げてくる 。
そうなるとそこに無人島が生まれると。
だからその前に何とかその島の生活の記録を残しておこうと思いまして、今一生懸命回っております 。

今年はとにかくおかげさまで『べらぼう』の評判もよろしいようで、皆様見て頂きましてありがとうございます 。
あと半年残っております。

最後までお付き合いくださいますようにどうぞよろしくお願いいたします 。

時代考証家山田順子 オフィシャルサイト

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