堤正史 様

浄土真宗高田派 大仙寺住職
学校法人白鳳幼稚園 園長
大阪成蹊大学名誉教授(哲学博士)

堤正史

1954年、芭蕉と忍者の里伊賀上野の真宗寺院の長男として誕生。
1972年、同志社大学文学部に入学、のちに同大学大学院に進み哲学を専攻する。
おもにドイツの近現代哲学、とくにヤスパースやハイデガーの実存哲学、現象学を学ぶ。

1986年、父親の死去にともない32歳で大仙寺住職につく。
1988年、大阪成蹊女子短期大学に専任講師として着任。のちに大阪成蹊大学に移る。
2019年に定年退職。その間、図書館長などを歴任。
2019年4月より白鳳幼稚園園長に就く。

2013年「博士(哲学)」の学位を取得。
著作『ヤスパースとハイデガー—形而上学のゆくえ—』(晃洋書房)ほか十数点(共著を含む)。

定年退職後、本格的に親鸞や仏教について学びたいと思い大谷大学大学院の聴講生となる。
学ぶこと、研究することが素直に「楽しい」と言えることは最高です。
なぜ学問を志したか、その答えがこの歳になってわかりました。
「おもしろい」「わくわくする」「楽しい」からです。

ただいまご紹介にあずかりました堤と申します。
この場に私がいるのは、しっくりこないというか、今日来られている藤アヤ子さんに会えるという、それだけですね。
本当は私は沢口靖子さんが1番のファンです。
それまで待っていたら、命がもたないということで出てきました。

首藤先生には色々お世話になっていて、今ご紹介にあずかりましたが、これはお坊さんの恰好をしていて、なぜこんな恰好かというと、私、実は大学ではジョージア大学のキリスト教、同志社へ行って大学院にも長くおりましたが、哲学を始めたきっかけというのがありました。

若いころの20歳前くらいでしょうけど、「人と人との交わりは愛しながらの戦い」という言葉があって、それに魅かれているんですけど、今新たに思いますけど、愛しつつの戦いというのは、現実の人生は戦いとは限りません。
その戦いに愛が欠けているということがあります。
一方、愛だけでは現実は動きません。
愛があって戦いがある、戦いがあって愛がある。
愛の1つの理念、理想かもしれません。

改めて今、ウクライナで大きな戦争がありますが、そういう中でも愛しつつの戦いでもある。
改めて大切なことかなと思っております。

これからも好きなことをしながら、お寺の住職は息子がおりますので、首藤先生には息子の指導もしていただいているのですが、これからの世の中、宗教というものが大切だと思いながら、それを陰ながら、自分を応援して、日々生活していこうと思います。

本日はありがとうございました。

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