「元気やハッピーを生産する、村のようなコミュニティを作りたい」

溝端 勇二 -Yuji Mizobata-

<プロフィール>
1962年、京都府京都市生まれ。長野県在住。
中学1年生からケンカなどに明け暮れ、中学3年生には少年院に送致されるも、教官から掃除の仕方を褒められて「嬉しい」と思ったのをきっかけに、より良い人間になろうと決意。
19歳で販売の仕事でトップセールスとなり、その後も倒産寸前だった母親が経営する会社に入社して立て直しに成功。
青年会議所の活動やPTA活動にも力を入れ、長野県全体のPTA副会長を経て、公益社団法人日本PTA全国協議会より表彰を受ける。
さらに、長野県が日本でもトップクラスの少子化、高齢化、晩婚化であることを憂い、一般社団法人長野県法人会連合会とともに、社会貢献事業の一環として「ながの結婚支援センター」を設立。
現在は「マイナス100点の転落人生」から「愛される人」になり、プラス100点の人生の階段を上った経験を活かし、コンプレックスを持っている人が生き生きと幸せな人生を歩めるよう個別でサポートしたり、行政からの依頼で結婚したい男女を対象に「愛される人」になるためのセミナーも開催している。

まずは、簡単にこれまでの経歴や取り組んできたことを教えていただけますか。

いろいろなことがありましたが、19歳の時に「ここからしっかり人間をやっていこう」と決意し、勉強というよりも、さまざまなことを心がけました。例えば、それまで人に優しく接することができていなかった自分が、人に優しくしよう、大切にしよう、相手が喜ぶような言葉を使おう、笑顔を絶やさないようにしよう、と心がけるようにしたんです。

すごく当たり前のことなのですが、それを一つひとつやり遂げていきました。もちろん、仕事やつらいこともたくさんありましたが、60歳になった時に、「全部クリアーできたかな」と思えるところまで頑張ることができました。

そこから、経済的にも豊かになってきて、「自分だけではつまらないな」と思うようになりました。「自分には何ができるだろう」と考えたとき、テレビのニュースにしても、やはり社会にはマイナスなことが多いと感じたんです。また、何かに挑戦しようとしたとき、家族から「そんなことできるわけない」と言われたりすることもあって、「引き算」的な考えが多いとも感じました。

それを見て、自分は「引き算」の考え方を捨てるべきだと思って生きてきて、結果的に良いゴールにたどり着けたので、私が一番大切にしているのは、人を元気にすることです。

元気になれば、その人自身が輝き、明るい笑顔になると思います。それに加えて、いろいろな話をして希望が生まれれば、さらに輝いた人生となり、もっと笑顔が増えるのではないかと思っています。60歳を過ぎてから、そうしたことが私の夢になりました。


それに対して私ができることは、私はエネルギーが湧き続けるような性格なので、そのエネルギーを活かして、1時間や1時間半ほど話をすることで、相手に元気や活力を与える、いわば「ガソリンを注ぐ」ことができるようです。

これからも、その役割を一生懸命果たしていきたいと考えています。

そのような活動をなされている溝端さんの夢を教えていただけますか?

いまの世の中では、人を信じることが薄れてきているように感じますし、本音で話す機会も減っているように思います。そうした状況をなんとか改善したい、人を元気にするためには、やはり誰と付き合うかが重要だと考えています。



最近の言葉で言うと「コミュニティ」にあたるのかもしれませんが、私自身は「村」という感覚でもいいと思っています。その村に集まってくる人たちを常に励ましたり、年に何回か一緒に楽しい遊びをしたり、みんなで輝けるような活動をしていきたい。それが私の夢です。

私の会社の名前は「ファイン」と言います。元気っていう意味ですね。なので、例えば「ハッピーファクトリー」という名前で元気やハッピーを生産する工場みたいな、そのようなコミュニティや村を、今年からじゃんじゃん作っていきたいと思っています。

その夢を持つことや持ったことで、溝端さんの日常生活に何か影響を与えることはありましたか?

やはり一番大きな影響を受けているのは、夫婦生活ですね。妻とは15歳から付き合いが始まり、長い時間を共に過ごしてきました。一流の人になるには「妻を大事にしろ」とよく言われますが、多くの人が離婚してしまうのを目にします。その点、自分は勝ったなと思っています(笑)。ドナルド・トランプも矢沢永吉さんもそのようなことを話していましたが、二人とも離婚されましたよね(笑)。

結局のところ、一人の人を大切にすることが大事なんだと感じています。その思いを貫くことで、「慈しむ」ということの本当の意味がわかるようになるのではないでしょうか。思いやりや慈しみの本質を理解できるようになると、それが日々の生活にも反映されます。

毎日感謝の気持ちを持つことができるので、朝から元気でいられますし、自分自身が「光っている」と感じられるんです。決して難しいことではなく、自分の心の持ち方ひとつで幸せにも不幸にもなる。それを知ったからこそ、人にそれを伝えることができると感じています。

なるほど。現在そのように生活されながら夢を追いかけている中で、最も大切にしていることは何ですか?

先ほどもお話ししましたが、やはり思いやりを持つこと、そして自分自身も他人も慈しみ、大切にすることです。

よく「人の為」と言いますが、漢字で「人の為」と書くと「偽る」という字になりますよね。

あくまでも、まずは自分自身を豊かにすることが大事だと思っています。そして、自分が豊かになり、豊かな友人や仲間を作り、コミュニティや村のような集まりを築いていく。それができなければ、嫉妬や妬みといったものが生まれてしまうのではないかと感じます。

ですから、まずは自分をしっかりと仕上げることが重要です。

私が最も大切にしているのは、思いやり、慈しみ、愛と誠。これオンリーで行動しています。

別に完璧にできなくても構わないと思っています。ただ、それを心がけて長年実践していけば、その心がけ自体が光になると確信しています。

だからこそ、私はその部分を大切にしています。
そうすれば、自然と明るく前向きな生活が送れるので!

現在、まだ夢に向かって活動できていない方もいらっしゃるかと思います。 そのような方に、夢を持つことをお勧めするとしたら、どのような言葉をかけますか?

確かにそういう方もいますよね。そういう方には、まず、世の中はプラスとマイナスしかないので、マイナスを心に入れるなということを伝えたいですね。マイナスを捨てること。マイナスを入れるとろくなことはないですから、マイナスなことがあったら、取り入れないで捨てる。まずはそこから始めてもらえたらなと思います。

では最後に、同年代の方や、これからプラチナエイジを迎えられる方へメッセージをお願いいたします。

これについては、もともといつも思っていることですが、60歳までは学校や親、会社の言うことを聞いて生きてきたので、60歳からが本当のスタートだと思っています。いわば「青春リベンジ」です。

これに尽きると思います。

「青春リベンジを一緒にやろう!」そんな感じですね。

みんなで「一緒にやろう!」という気持ちで、「じゃあまずハワイに行くか!」みたいな感じです(笑)。

本記事に関する連絡先:プラチナエイジ振興協会事務局
電話: 06-4400-1651

E-mail:info@platinumage.org