
俳優
升毅 様
1955年12月9日東京都生まれ。
近畿大学卒業。1976年舞台『ロンググッドバイ』で俳優デビュー。
1991年、演出家のG2らと共に劇団「MOTHER」を旗揚げ。
2002年の解散まで座長であり看板俳優として人気を博す。 映画やTVドラマにおいて独特な存在感で硬軟自在に演じ分け、TVドラマ『沙粧妙子-最後の事件-』の猟奇的な役や、NHK朝の連続テレビ小説『あさが来た』でのヒロインの父親役などそれぞれ話題に。佐々部清監督作品、自身初の主演映画『八重子のハミング』はロングランを記録する。
近年の主な出演作に連続ドラマ『高嶺の花』、『おじさまと猫』、『イチケイのカラス』、『腐男子バーテンダーの嗜み』など。
現在onair中の連続ドラマ『旧車探して、地元めし』ではグルメと旧車をこよなく愛す主人公を好演。週刊ポストの連載「居酒屋ますや」では大好きな料理を披露しYouTubeでも公開中。
本日はこのような晴れがましい席にお招きいただきましてありがとうございます。
私俳優を始めて47年になりますが、普段ドラマでしたりとか映画ではこういうスーツを着た役が多く普段はですね、スーツこれしか持ってないんですけど全く着ないんですね。
今日もこうした賞をいただける役で来てしてしまったのではないかとそんな錯覚さえしているんですけど。
ですのでセリフがないので何を喋っていいのかもよくわかりません。
ですが本当に長く続けてきただけと僕は自分ではそう思っているんですけど、長く続けることができたのがやはり人に恵まれたりもちろん両親をはじめですけれども、そういう方たちに恵まれてここまでやってこれたんだなということを今こうした賞をいただいてつくづく感じております。
本来は67歳になったら、同級生たちは当然引退して孫たちと楽しく遊んでいるんですけれども、これを辞めてしまうと何もすることがないので続けてるという部分と周りからはいい年したおっさんがいい年したじじいがと言われながらそう言われるたびに嬉しく思ったりして続けております。
始めた当初はどこまで続くのかどこまでやれるのか
そんなビジョンも全然持ってなかったんですけど
還暦を超えたあたりから僕は一体いつまで俳優やるんだろうと思い始めまして
その時に自分の中で勝手に作ったビジョンがとりあえず100歳まで現役というビジョンを立てました。
そこから今7年経とうとしておりまして、まだまだいけるなと
とりあえずこれで今中盤戦なので80歳まで行ってでラスト20年間
ここまた頑張れば100歳までいけるなという想いでおります。
そこから先は100歳なった時に考えようと思ってます。
先ほどご紹介にもありましたように長く続けていると自分の趣味であったりとか、好きなことが仕事にならなくても全然いいんですけれども仕事にしていただいたり、そういう形でもちろん俳優業として芝居役を演じるということも勿論なんですけれども、そうでない本来ならプライベートの部分である料理であったりとか長く生きているから昔の車をよく知っているだけの知識で旧車を探すそういうドラマを作っていただいたりとか
本当にありがたいことばかりです。
長く続けると本当にご褒美というのはたくさんいただけるんだなということを最近になってようやく気づきました。
ですので、100歳まで33年ございますので、その間に一体どんなことが起こるのかそれも楽しみながら
ワクワクと毎日毎日100歳という目標に向かって少しずつでもさらに成長できたらなと思っています。
そのためにも今回こうした賞をいただきまして本当に励みになりますし
「よしやるぞ」という気持ちにもなりました。
僕の方から発信することはほとんどないんですけれども、同世代だったりとか僕よりも若い方たちがこれから先
人生どうしようかみたいなことをもし考えてらっしゃった時に、あの人たちは自分より年上なんだとか同級生くらいなんだということで元気にやっている僕の姿を見ていただけることがもしかしたら恩返しになっていくのかなとも思っています。
これからも100歳で現役になった私を皆さん、見届けてください
本日は本当にありがとうございました。
