山海嘉之 様

CYBERDYNE株式会社 代表取締役社長/CEO

筑波大学 教授

内閣府SIP プログラムディレクター

山海嘉之

筑波大学大学院(博)・工学博士。日本学術振興会特別研究員、筑波大学機能工学系助手、講師、助教授、米国Baylor医科大学客員教授、筑波大学機能工学系教授を経て、現在、筑波大学システム情報系教授、サイバニクス研究センター研究統括、未来社会工学開発研究センターセンター長、 CYBERDYNE(株)代表取締役社長/CEO、内閣府SIPプログラムディレクター。スウェーデン王立工学アカデミー国際フェロー、日本ロボット学会フェロー、計測自動制御学会フェロー。
 脳・神経科学、行動科学、ロボット工学、IT、人工知能、システム統合技術、生理学、心理学、哲学、倫理、法学、経営などを融合複合した新学術領域【Cybernics(サイバニクス)】を創成。脳神経系・身体系の機能改善・機能再生のための世界初の装着型サイボーグ HALを開発。CYBERDYNE社を設立(2004)、東証上場を達成(2014)。

第11回プラチナエイジ授賞式におきまして、このような賞を頂戴いたしまして誠にありがとうございます。とても光栄に思います。
私は先程少し紹介がございましたけれど、人というものが大好きで、社会も大好きで、人と社会のための科学技術づくりを少年の時代から「やり抜いていこう」そういう思いの中で科学者になって 、筑波大学そしてその教授をしながら、なおかつ上場企業の『CYBERDYNE』という会社の社長をしながら、科学技術イノベーション政策をしっかりと回すための戦略的なイノベーションを進めるための取り組みとして、そのプログラムの内閣府のプログラム、プログラムディレクターもしながら、産官学のIDカードを同時に持っている特殊な仕事をしながらですね、フロントの開拓をし続けてまいりました 。
2004年に私と学生4人で会社を作りまして、2014年に上場し、昨年が20周年で今年が21周年 。上場してからは1周年が今日の段階ですので、そういう意味ではこのプラチナエイジ賞と同じ年齢の歩みをしてきている、上場してからそういうことです 。

今日は筑波から来ましたが、筑波は科学技術の研究者の方が集中している場所なんですね 。そこである年齢のところまではバリバリに第一線で活躍されていた方が、退職を迎えた瞬間に社会から見えなくなっていく姿が私にはもったいなくて仕方がなくて 、プラチナエイジの方々をかき集めて、新しい少し面白いことをしてみようかなと 。
この賞を頂戴した時に、私もそのプラチナになっていたのかということを実感したのが今回でございます 。実はこういう取り組みをする時に、この歩みをずっとやりながら、自分がどういう年齢になっていたかあまり気にしなかったのですが 、こういう歩みを次の世代の人たちにしっかりと見せながら、「○○するんだよ」「夢を持ってチャレンジしなさい」ということだけを言うのではなく、最後の日が来るまで歩み続ける、次の世代の人たちにしっかりとお見せしながら生きていきたいなと思っておりました 。

ちょっと話ががらっと変わりますけれども、磯野の波平さんというサザエさんのお父さん、出てくるおじいさん、髪の毛が1本の方いらっしゃいますけれども、波平さんは54歳の設定です 。実際には53歳かもしれません 。フネさんは51歳か52歳だと思いますね 。アラフィフ 。当時のあの見え方は、どう見ても70代ぐらいにしか見えないぐらいの雰囲気が当時のその50代の方々だったりするわけですね 。
ところが今は全く違います 。人生100年時代に入る 。私がやることは何かというと、人の脳の機能や身体の機能を高めていく、維持しながら認知の機能まで含めて改善していくような科学技術づくりをしておりまして 、ピラティスのお話がありましたけれども、武田先生がご専門ですが、そういったところでも役立つような科学技術、いろいろと準備しながら、社会全体が健康になっていくように、これからも挑戦し続けてまいりたいと思います 。

本日はどうもありがとうございました 。

筑波大学サイバニクス研究室
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