「65歳までに大好きなハワイで開かれているホノルルマラソンを4時間以内で完走し、 セールスライターとしても起業する!」
並木謙治さん
1960年9月生まれの並木謙治さんは、長野県ご出身。現在は奥様と共に千葉県にお住まいで、転職を繰り返した20代を経て、33歳からいまの会社に入社、法人向け営業部門で部長職に就いておられます。
並木さんはスポーツがお好きで、20代からテニスやゴルフを続け、奥様とは年に1回の海外旅行でワイナリー巡りやトレッキングをするというライフスタイルを過ごしていました。そして2020年に60歳を迎え、これからは人生の後半戦なのかなと思い始めたところでプラチナエイジ振興協会を知り、「私はプラチナエイジとして生きる」というプラチナエイジ宣言をされ、プラチナエイジ夢フェスティバルにも応募してくださったのです。
今回は、<プラチナ賞>受賞のインタビューをさせていただき、いまのお気持ちを語っていただきました。
この度はプラチナ賞の受賞おめでとうございます。
ありがとうございます。お知らせいただいてとてもびっくりしました。
今回、プラチナエイジ夢フェスティバルにご応募いただいたきっかけを教えていただけますか?
私は2020年9月で60歳になったんですが、周囲から「還暦」「定年」「シルバー世代」と言われると、自分でも「高齢者の仲間入りなのかな」とか、人生も後半から終盤に入ってしまったような気持ちになりがちでした。そんなときにプラチナエイジ振興協会の存在を知って、若い人以上に輝いている先輩方の様子を拝見して、「私もこうなりたい!」と強く思ったんです。
プラチナエイジ振興協会のホームページをご覧になってくださったんですね。
はい。そこで、60歳になったのを機に、自分がいままでやってみたいと思っていた夢の実現を目指そうと思って、楽しく充実したプラチナエイジを送りたいなと思ったんです。
そうだったんですね。では、ご応募いただいた2つ夢の1つ目、「65歳までに大好きなハワイで開かれているホノルルマラソンを4時間以内で完走する」という夢について教えていただけますか?
私は元々テニスやゴルフをやっていて、スポーツは好きだったんですけれども、その延長では面白くないかなという思いがあったんです。そう思っていたとき、自分が30代のときに勤めていた会社にマラソンが好きな先輩がいて、その方と一緒に皇居の周りを走る10kmマラソンとか、米軍の横田基地でやる駅伝に出たことがあったのを思い出しました。それに、週に1回くらいのペースで通っているジムで、毎年ホノルルマラソンの募集をしていたんですよね。
そして、プラチナエイジ振興協会のホームページで、前田哲さんという京都の方が「全国都道府県ハーフマラソン制覇」という夢を掲げていらしたのを知って、ハワイは好きだし、ちょうどいいからホノルルマラソン完走を目指してみようと思ったんです。
4時間以内で完走という数字の目標もすごいですね。
勢いで書いてしまったところもあるんですが、とりあえず5kmは30分以内で走る目標にして、だんだん距離を伸ばしていけるようにしたいと思います。書いてしまったからにはやらなきゃと思って、いまも走っています。
その夢について、奥様は何かおっしゃっていますか?
「私は応援に行くだけだから」「ホテルでのんびりしてるからね」と言われました。まあ、いつまで続くかなという感じで見ているのかもしれませんけれども、いちおう応援してくれているんじゃないかなと思います。
プラチナエイジを知ってから、何か気持ちの変化はありますか?
やっぱり、言っちゃったからにはやらなきゃなというのはあって、不言実行というのもいいのかもしれませんけれども、まあいいやで終わっちゃうと思うんですよね。でも、有言実行にしておけばやる気も出ますし、そのほうがいいなとは思っています。
それに大きな夢というか、何年か後の目標を掲げたことで、そこから今週の目標はこれというふうに決まってくるので、生活にメリハリが出てきたのもあるかなとは思いますね。あとは筋肉痛が大変です(笑)
プラチナエイジスト宣言をしたことで、人生は明るくいい方向へ変わったということでしょうか。
そうですね、それはあります。やっぱり60歳を迎えると、なんとなく老け込みがちだと思うんです。でも、プラチナエイジスト宣言をしたからか、老け込むというのは自分の中ではなくなったかなと感じています。プラチナエイジ振興協会のホームページを見るとそれこそもっとすごい先輩方がたくさんいるので、負けてられないなと思いますね。
それは私たちとしても非常に嬉しいです。
あとは妻も、以前からテニスはやっていたんですが、最近になって「私も試合に出てみようかな」と言っていましたね。いままでそういうことは言わなかったし、「試合は嫌」と言っていましたから、彼女も変わってきているのかもしれません。
では、もう1つの夢「セールスライターとして起業する」ということについてもお話を伺ってもよろしいですか?
これはいまとある会社からセールスライティングの講師を依頼されてやっているんですが、こちらはなかなか難しいですね。生徒さんはみんな初心者から始めるので、動画講座をやっても個別の成長をサポートするのが大変なんです。
確かに、ただ動画を見てもらうだけでは個別の成長は難しいですね。
まあ、依頼先といろいろと相談しながらzoomを使った面談を導入したりして、やっていこうとは思っています。私自身も勉強をしていって、どうやって起業をしていくかを模索しているところです。
ありがとうございます。これからも頑張っていただいて、ぜひホノルルマラソン完走と起業を実現させてください。
こちらこそありがとうございました。
【編集後記】
並木さんから、2018年のプラチナエイジ夢フェスティバルのプラチナ賞を受賞された前田哲さんに刺激を受けたとお話を伺ったときには、私たちの願いをそのまま実践してくださったことに、とても嬉しくなりました。
謙虚なお人柄で、はにかみながらお話しされる並木さんですが、ご自身でこうしようと決めたことはコツコツとやられるタイプのようで、仕事でも普段の生活でも、1つ1つを丁寧にやっておられる印象が伝わってきました。何より、先輩のプラチナエイジストのお姿を見て「自分も輝いて生きよう」と宣言し、毎日の生活を少しずつでも変えていっておられることが素晴らしく、年齢にとらわれない素直さや行動力は、まさにプラチナエイジストの輝きだと感じました。
「筋肉痛で大変なんです」と笑いながら、今日も走り続ける並木謙治さん。プラチナエイジ振興協会は、引き続き並木さんのご活躍を応援してまいります。
(インタビュー・文/安 憲二郎)
本記事に関する連絡先:プラチナエイジ振興協会事務局
電話: 06-7657-2739
E-mail:info@platinumage.org