ブラジル移民一世の心情を綴った詞を現地に届けたい

安 静江

1946年6月9日生まれ・72歳(茨城県)

幼少期にブラジル移民のラジオ番組を聞き、ブラジルに行く夢を持つ。
洋裁の職を経て結婚後、夫の海外転勤で家族でブラジルに行くことが決まり、念願の夢を叶える。
しかし、憧れの日系移民の資料館を訪れたとき、壮絶な開拓の歴史を目の当たりにして大きな衝撃を受ける。
それを機に移民一世の心情を後世に残したいと思い、70歳のとき、趣味で続けてきた作詞「夢の故郷(ふるさと)」の詞を作成。
その後、知人の紹介で日経移民の最大組織ブラジル日本文化福祉協会とご縁ができ、2017年の夏、「夢の故郷(ふるさと)」が直接同協会の事務局長へと届けられた。
現在は、2019年の日系移民111周年記念式典への参加を夢に抱いている。